トルコ、ミリオネアの数が2019年1月~9月までで26,763人増加

ミリオネアが20万6889人まで達する
トルコで2019年1月から9月にかけて、ミリオネアつまり銀行に100万トルコリラ(日本円で約1,900万円)もしくはそれ以上の預金者の数が9月末で20万6889人まで達しました。
銀行規制監督庁(BDDK)が調査した報告書によると、国内または国外に住居を持ミリオネアの合計は2019年9月末にかけて、20万6889人となった事が明らかになりました。昨年末18万126人のミリオネアの数が9ヶ月で2万6763人へと増加した事になります。
2018年末、1兆1098億5900万リラ(日本円で約21兆873億2100万円)だったミリオネアの合計預金が今年9月には1454億1400万トルコリラ(日本円で約2兆7628億6600万円)増加し、合計1兆2552億7300万トルコリラ(日本円で約23兆8501億8700万円)までに達し、ミリオネアの平均預金額は、606万7千トルコリラ(日本円で約1億1527万円)になりました。
国内に住居があるミリオネアの数
国内に住居があるミリオネアの数を調査した際、2019年9月に2万4089人増え、合計18万5889人まで達し、これらの人たちの合計預金は1兆1665億トルコリラ(日本円で約22兆1635億円)へとなりました。
国外に住居があるミリオネアの数
得られたデータによると、国外に住居を持つ預金者の数は9月末にかけて2万1千人へとなり、国外のミリオネアの数は2018年末から見ると、2674人増え、預金額が887億7300万トルコリラ(日本円で約1兆6866億8700万円)にまで達しました。
統計を見てみると、国内・国外ともミリオネアが増え、経済が成長しているように見えますが、インフレによる度重なる値上げにより低所得者の生活はますます圧迫され、さらなる格差社会が今後も懸念されます。