G20、トルコ・カナダが貿易と投資に関する基本合意文書を締結

トルコとカナダが経済協力で合意
トルコとカナダは日本で開催されたG20において、二国間の経済協力に合意。6月8日土曜日に基本合意文書を締結した。両国はビジネスと投資の増加を促し、経済の発展につなげていきたいと述べている。

貿易と投資を促し民間ビジネスの発展を
6月8日・9日に開催された「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」において、トルコのペキジャン貿易大臣はカナダ代表のジム・カー氏と、貿易・産業・サービス・投資の民間分野での二国間協力を行う基本合意文書にサインした。
調印式後のインタビューでトルコのペキジャン大臣は、G20でWTO(世界貿易機関)改革が議論されたことを受け、取引システムベースが作られることを強く望んでいるとコメント。
二国間は自由貿易協定の交渉を行っている。現在の貿易取引額、年間32億ドルよりも高い金額を目指しており、法的措置によって取引が自由に行われれば、両国の産業とビジネスの発展につながると述べた。
トルコへの投資を呼びかける
大臣はまた、カナダ企業にトルコへの投資をアプローチした。カナダのエンジニアリング知識にトルコの建設能力を組み合わせ、グローバル展開も視野に入れている。
カナダは、WTOの貿易システムに基づき協力するとし、トルコ航空のカナダ行き便増便にも合意。ほか、教育関連でも協力する意向をコメントしている。
(画像は写真ACより)
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