トルコの一般会計報告、上半期の赤字は786億トルコリラ

財政赤字を計上
トルコ財務省は7月16日、中央政府の一般会計報告を発表した。今年上半期の財政赤字は786億トルコリラ(約140億米ドル)、前年同期比で14%の増加となった。
支出20.5%増で赤字が増加
財務省が16日に発表したところによると、今年2019年上半期の収入は、4,030億トルコリラ(717億米ドル)となり、前年同期比14%の増加となった。
それに対し支出は約4,816億トルコリラ(860億ドル)で、20.5%の増加。今年上半期の財政赤字は786億トルコリラとなっている。利息を除くと上半期の会計は、278億トルコリラ(50億ドル)の赤字となった。
5月、6月の会計報告
公式の統計データによると、5月の税収入は555億トルコリラで前年比7.6%の増加。6月の税収は3,077億トルコリラで、前年同期比4.4%の増加となり、利息支払い分は507億トルコリラとなっている。
6月の支出675億トルコリラ。年間12.5%の減少となり、前月の利息を除いた赤字は77億トルコリラとなっている。
6月の為替レートは、平均で1米ドル5.8トルコリラ、今年上半期では、1米ドル平均5.6トルコリラで取引されていた。
(画像は写真ACより)
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