年末にはインフレ目標値を下回る-アルバイラク財相

インフレは抑制しつつ経済成長を持続
トルコ財務省のベラト・アルバイラク大臣は30日に開かれた記者会見で、この一年、新経済計画(YEP)は順調に成果を出しており、2019年末の段階で目標としているインフレ15.9%は下回ることができると述べた。
また、アルバイラク財相は、5月から通算で100億ドル以上の外貨がトルコに投資された点を指摘し、今年後半はより積極的な成長期間になると予想しており、今後もトルコ経済は成長を続けると自信をのぞかせた。
日銀「躊躇なく、追加的な金融緩和措置を講じる」
日本銀行は、7月29日と30日の両日で開催された金融政策決定会合の結果、現行の金融政策を維持すると発表した。
また、長期国債以外の資産についても、ETFを年間約6兆円、およびJ-REITを年間約900億円に相当するペースで増加するよう買い入れを行う方針だという。
さらに、海外経済の影響により、国内の経済や物価の下振れリスクが高まるようであれば、
「躊躇なく、追加的な金融緩和措置を講じる」(引用はプレスリリースより)
とし、物価安定のため、積極的に介入する方針を強調した。
トルコリラ続伸
30日の外国為替市場、週末に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、USドルは狭いレンジ内ので動きに終始した。対円では、日銀が現行の金融政策を維持すると発表したものの、若干円高へ進み1ドル108.5円台で推移している。
原油価格は前日に引き続き上昇し、1バレルあたり58.23ドルで取り引きされている。
トルコリラは徐々に通貨価値を上げてきており、1ドル5.55リラまで下落した。また、対円でも1リラ19.3円から19.5円台まで伸び、順調に上昇トレンドを形成している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
トルコ公正発展党(AKP)プレスリリース
http://www.akparti.org.tr/en/news/
日本銀行 金融政策決定会合
http://www.boj.or.jp/announcements/