6月対外貿易赤字42.5%減少

輸出入ともに減少
トルコ統計局によると、6月の輸出額は110.8億ドル、および輸入額は142.6億ドルと、年間でそれぞれ14.3%と22.7%減少した。

また、貿易赤字は約30.2億ドルと前年同月比で42.5%減少した。さらに、輸出入カバレッジ率は77.7%と前年同期の70.1%から減少した。
輸出の主な相手国はドイツで10億7400万ドルだった。また、イギリス、フランス、イタリアともそれぞれ6億ドル規模の取り引きがあった。
一方、輸入の主な相手国はロシアと中国で、両国からそれぞれ10億ドル以上の取り引きがあった。
米利下げもドル高 円安でリラは上昇
31日の外国為替市場、米連邦準備理事会(FRB)が10年ぶりの金利引き下げを発表したものの、政策決定後の記者会見でパウエル議長が利下げサイクルの始まりではないと発言したことから、USドルは買われる展開となった。対円ではパウエル議長の会見後、円安が進み1ドル109円を抜けた。
原油価格は、1バレルあたり57.53ドルまで下落した。
トルコリラは順調に値を上げ続けており、一時1ドル5.50に迫る勢い。対円では、上昇トレンド継続中。一時1リラ19.67円をつけたが、その後反落し、1リラ19.5円台で推移している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
トルコ統計局プレスリリース
http://www.turkstat.gov.tr/