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 政治

S-400トルコに到着

S-400は選択肢のひとつではなく必要なもの

12日、ロシア製長距離航空防御ミサイルシステム「S-400」がトルコに到着した。

トルコ国防省によると、この日、同省フルシ・アカル大臣は米国防総省マーク・エスパー長官と電話で会談し、「S-400」の調達とシリア情勢について協議したという。

アカル大臣は、

「トルコは依然として深刻な航空およびミサイルの脅威にさらされている。S-400防衛システムの購入は選択肢ではなく必要なもの。トルコは米国製地対空ミサイル「パトリオット」の購入も検討を続けている。」(引用はプレスリリースより)

と述べた。

また、「S-400」はNATOが進める「F-35」プロジェクトの脅威にはなり得ず、トルコはNATOの義務を果たしているという従来の主張を繰り返し、

「二国間関係の悪化は、トルコ、米国およびNATOのいずれいとっても利益にもならない。」(引用はプレスリリースより)

と、トルコの「S-400」購入が戦略的方向性の変更を意味するものではないことを強調した。

シリア国境はトルコが牛耳る

この電話会談ではシリア情勢に関しても議論されたという。トルコは国境と人々の保護が最優先課題であるとして、シリア北部に安全地帯を設ける準備ができていることを明らかにした。

一方で、

「有能であり、かつ適切である唯一の軍事力はトルコ軍である」(引用はプレスリリースより)

と述べ、シリア国境から攻撃があった場合は必要な措置を取ると主張している。この件に関して、米国側は協議を継続する方向で同意した。

S-400は織り込み済み?リラの下落は限定的

12日の外国為替市場、USドルは東京市場の取り引き開始時刻前に1ドル108.62円まで買い戻されたものの、その後は売りが優勢。一時1ドル107.8円まで円高が進んだ。

原油価格は1バレルあたり60.34ドルと、水曜日から若干下落傾向にはあるものの60ドル台を保っている。

トルコリラは「S-400」到着のニュースを受け、対ドルで1ドル5.76リラまで値を上げた。対円でもドル円レートが円高方向へ触れた影響もあり、一時1リラ18.71円まで下落した。しかし、「S-400」の件はすでに織り込み済みだったようで、その後すぐに持ち直し、1リラ18.84円で今週を終えた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

トルコ国防省プレスリリース
https://www.msb.gov.tr/

編集部
ライター:編集部
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