エルドアン大統領はオスマンの孫を祝福

英国新体制を歓迎
エルドアン大統領は、英国の与党・保守党の党首選で勝利したボリス・ジョンソン氏に対し、同国の首相就任を祝福し、トルコと英国との関係が発展するだろうと語った。
エルドアン大統領は23日、自身のツイッターで
「イギリスの第77代総理大臣ボリス・ジョンソン氏を祝福し、彼が彼の新しい役割に成功することを願っている。私はトルコとイギリスの関係におけるこの新しい時代がさらに発展すると信じている。」(引用は大統領Twitterより)
と投稿した。
オスマンの血を引くブクレジット推進派
ボリス・ジョンソン氏は1964年6月19日(55歳)ニューヨーク生まれ。政治コラムを得意とするジャーナリストとして活躍した人物。2001年から保守党の政治家へ転身し、2008年から2016年までの二期連続でロンドン市長を務めた。
同氏は、オスマン帝国時代最後の内相だったアリ・ケマルの子孫であることから、ロイター通信では「Ottoman grandson(オスマンの孫)」と表現されている。
また、過激な発言でお騒がせ議員としても有名な人物。2016年5月には「most offensive Erdogan poem」コンテストで優勝した経歴を持つ。
ブクレジット推進派の中心的人物で、10月31日までにEU離脱を明言している。
トルコリラは下落傾向に
24日の外国為替市場、USドルが強い。対円で一時1ドル108円を切ったが、円安基調は継続している。
原油価格は1バレルあたり56ドルと前日から1ドル以上下落した。
トルコリラは、対ドルで前日に引き続きリラは下落傾向。一時1ドル5.729リラをつけた。対円でもリラは下落し、一時1リラ18.81円をつけた。
(画像はプレスリリースより)
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