トルコ国防省が発表、S-400ミサイルの第2弾納入は8月下旬

納入は8月下旬、または9月に
8月12日、トルコ国防省はロシアから購入したS-400防衛ミサイルシステムについて、2回目の納入が8月下旬、または9月に行われる予定であると発表した。
米・トルコ間の高まる緊張
7月にミサイルシステム出荷の第1弾が実施されて以来、設置場所やシステムの整備に関する作業は継続して行われている。そして8月下旬には2回目の部品システムがロシアから出発する予定だと国防省が声明を出した。
トルコがロシアとミサイル購入で取引を行ったのは2017年、4つのミサイルを購入する契約に署名した。
その間米国は、トルコにNATO同盟国であることを理由に両国の取引を非難。エルドアン大統領は強行したため、制裁措置としてNATOのF-35プログラムからトルコを除外。トルコと米国の関係は緊張状態が続いている。
懸念される米国の制裁
トルコは米国の主張に対し、ミサイル購入はあくまでも自国を守るために必要なものであり、NATO加盟国であることで取引の制限を受けるものではないと反論。
話し合いを求めたものの受け入れられず、今後の制裁も含め関係悪化が懸念されている。
(画像は写真ACより)
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