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 トルコ現地レポート

トルコの賃貸住宅事情

トルコにて移住を考えた時まず気になるのが、現地の賃貸住宅事情ではないでしょうか?

トルコに興味があり移住を考えておられる方に、トルコの物件をどうやって探すのか、どうやって契約するのかなど、賃貸住宅事情を現地在住者がレポート致します。

希望物件を見定める

まず、事前にどんな場所、立地でどんな間取りで住みたいのかを見定めます。

イスタンブールは日本や海外、またトルコ国内へのアクセスが便利ですが、家賃や交通費は高めで坂も人口も住宅もひしめき合っています。

アンカラは行政都市として住宅や交通網は整っていますが、空気は乾燥しており冬は寒く、主だった観光地も少なめです。

イズミルから南のエーゲ海、地中海沿いは夏は気温が高く湿度もあり、40度を越えるので暑いのが苦手な人は大変かも知れません。

トルコの間取りの表示は、

STUDYO=ワンルーム

1+1=寝室が1つ居間が1つ

2+1=寝室が2つ居間が1つ

3+1=寝室が3つ居間が1つ

という表示が一般的です。

トルコの住宅は一軒家ではなく、ほとんどがオートロックマンションになります。

キッチンは別、洗面シャワートイレが一室にまとまっているタイプが一般的です。もちろん浴槽付きは少ないのが現状です。時折シャワー、トイレ別というタイプもありますが、その場合和式のトイレに似たトルコ式トイレが一般的です。トルコ人はベランダでお茶をしながら外を眺めるのが大好きなので、ベランダ・バルコニー付の物件も多いです。

冬が寒いアンカラなどの内陸地方では、暖房システムがどんなものが必要なのかを見極めます。

ちなみに暖房システムは、
・ガス湯沸器タイプのセントラルヒィーティング(必要な時だけ使用するタイプ)
・ビル自体のセントラルヒィーティング(11月~3月まで24時間ずっと暖かいが、ビルの管理費として高額を請求される)
・エアコン(部屋全体が暖まりにくい)
・電機ストーブ(一部だけ暖かい)
・薪ストーブ(ストーブで調理も可能ですが、管理が大変で部屋の壁が汚れやすい)
とそれぞれの特徴があります。

反対に夏が暑いエーゲ海側、地中海側はエアコンが完備されているか確かめる必要があります。屋根のある最上階は生活音は少ないですが、夏は暑く、冬は寒いのが現状です。

低階層は人の声や下水などの生活音、湿気や都市部などの泥棒が多い地域では防犯面も考慮する必要があります。

地震のあるトルコですが、西暦2000年以降に建てられた建物は法律に基づいて地震に対する強度も考慮されているので安心です。

ペットに関しては、ペット可・不可というそもそもの考えはありません。気になるようなら事前に家主の方に確認しておくと良いでしょう。

最も気になるのが家賃ではないでしょうか?

イスタンブール・アンカラ・イズミルなどの大都市、リゾート地などでは毎月1,300TL~3,000TL(約2万5千円~6万円)程度が相場です。

地方都市になると、毎月500TL~2000TL(約1万円~4万円)が相場となります。

ただし、地方都市(特に内陸地方やトルコの東南部)はイカメット(滞在許可)が下りない可能性が高いので注意する必要があります。管理費も考慮する必要があります。

管理人や警備員、エレベーターや庭付きプール付きなど、マンションに付属するサービスや施設が良ければ管理費は高くなります。その場合、毎月100TL~300TL(約2,000円~6,000円)を見越しておくことをお勧め致します。

ただのマンションの清掃のみなら毎月20TL~30TL(約400円~600円)程度が相場となります。

物件を探す。

物件を探す方法は3つあります。

1つ目に不動産会社を通して探す方法があります。

紹介料としてだいたいが家賃の1ヶ月分の料金を請求されますが、インターネットには載っていない物件を紹介してくれたり、家主さんとの円滑な仲介や契約書類、保険や電気・ガス・水道などの手続きを教えてくれるので安心です。

2つ目にアプリを使う

家を探す為のアプリがいくつかあります。それを使って探すなら希望に合った物件を写真や地図を見ながらすぐに見つける事ができます。ある場合不動産会社ではなく、家主本人が投稿している物件もあるので、紹介手数料を支払う必要がなくなるかも知れません。

3つ目に歩いて探す。

現地に赴き、歩いて探すなら希望の立地や近所の様子がよくわかります。坂が多いのか交通網はどのようなものか、モスクのすぐ近くの物件なら一日5回あるエザンの音が気にならないか確かめる事ができます。できるだけ安く便利に生活する為に毎週どこで青空市場が開かれるのかも近所の人に聞くことができます。賃貸物件なのか売り物件なのかが賃貸業者か家主の電話番号と共に物件の窓に大きく貼り出されているので、この場合も賃貸業者ではなく家主さんからじかに交渉する事ができるかも知れません。

※いざ物件を紹介され、実際に物件を見てみた時、日本のように綺麗に清掃されている所は少ないようです。なぜなら清掃は家を借りる際に自身で行うのであって、出て行く際は行わないのが通常だからです。

3.契約する

契約する時には、信頼できるトルコ人の男性に同席してもらい契約しましょう。トルコでは、女性より男性を重んじる文化がありトルコ人の男性に同席してもらうなら、契約がスムーズにいく可能性が高いです。保証人も求められることがあり、こちらも信頼できるトルコ人にお願いすると良いでしょう。保証人が無い場合は、一年分や半年分の家賃の支払いを求められる可能性があります。賃貸契約内容を確認し、住宅が売りに出されていないかも確認します。もし賃貸物件が売りにも出されている場合、途中解約や住んでいる最中もよく他の人が物件を見に来る事があるので、生活していてストレスを感じるかも知れません。

最初の支払いは不動産会社で契約した場合、 紹介手数料(家賃1ヶ月分)+契約した月の家賃+デポジット(家賃1ヶ月分、何も問題なければ物件を解約する時に返金される)をまとめて現金で支払います。

領収証は基本発行してもらえません。賃貸契約書に支払った金額が記入されます。

後の月々の家賃は銀行振り込みが基本です。

※基本賃貸契約は毎年行われ、日本とは違い同じ物件を継続して借りていたとしても毎年家賃の5%ほど値上がりするのが現状です。

4.住む

実際に住むにあたり、電気ガス水道、インターネットなどを契約しなければなりません。各都道府県でシステムが違うので、その都度確認する必要があります。地震が多い地域では、契約にあたり地震保険に加入する必要がありますが、主に家主さんの責任になります。
家具や電化製品は各店舗で購入するか、中古で良ければメルカリに似たアプリで購入したり、中古ショップも各都市に沢山あるのでそこで安く購入する事ができます。
カーテンや雑貨などは、各都市で開かれる大きな市場で購入されるとお手ごろかも知れません。

終わりにトルコで家を借りてみて

トルコで家を借りてみて思うのは、防音対策がなされていないので生活音さえ気にしなければ日本よりも快適に過ごすことができます。間取りも広く、ゆったりと生活できます。 インターネットの速度も遅くはないので、映画や日本の動画も楽しむ事ができます。
ただどこの住宅も水周りは故障している箇所が多くその場合修理が必要ですが、自分で修理していくなら修理の技術を身につけることができます。
他の外国人と違い日本人は好まれるので、快く貸してくださる家主さんも多いことでしょう。
昔の日本のように引っ越してすぐ近所に挨拶回りする必要もありませんが、丁寧に挨拶に回るならきっと親切なトルコ人は喜んでいろいろと教えてくれ、良いトルコ移住のスタートを迎えることができるでしょう。

編集部
ライター:編集部
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